イラスト BOOKS・インテリア書籍紹介
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 2003/10/29 更新  2001/11/20 更新  2001/09/20 更新

書籍名 光の教会-安藤忠雄の現場 大宅壮一ノンフィクション賞受賞 line
著 者 平松 剛 氏 ¥1,900
こんなあなたにお奨め 「建築」や「モノ作り」を仕事として志そうとしている学生のみなさま
「建築」ってどんな風に出来上がっていくんだろうという裏話に興味がある方
cover

言わずと知れた建築家・安藤忠雄氏の代表作の大阪府茨木市に建つ「光の教会」の設計者選択から完成までの過程の読みやすいノンフィクション作品。時は80年代末のバブルの真っ只中、そう、大規模建築物件も多く、職人の人件費も資材も高騰していた時期に予算がないこの建築と格闘する人々・・・クライアントである教会関係者、施工する建築業者と現場監督、設計事務所担当者などそれぞれの人間模様も淡々と綴られる。ノンフィクションだから仕方がないのかも知れないが、悪人?!(悪役)が存在しないのがモノ足りない気もするけれど、この悪役に相当するのが、当時の社会環境とか実現不可能と思わせる当初の予算とか恵まれているとは言えない敷地条件とかになるんだろう。

著者が建築構造のプロであるから、構造に関する部分の解説もやさしく読める。十字架に切りとられた壁面の左右上部のそれぞれが5トンもある壁を天井から支える(普通だったら「そで壁」を設けて負担させるけど)といった苦労をはじめ数々の例が披露されている。ひとつの建築を通して楽しく読めるノンフィクションって珍しいのでは?! あらゆる建築には完成までのそれに関わる人々のドラマが必ずあると思うけれど、それをノンフィクションという作品にまで成り立たせられるのは、中心となる建築・・・ここでの「光の教会」・・・の精神的にも研ぎ澄まされた存在感があるからこそなんだろうなぁと思う。第32回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作とのこと。(2001/11/20 記述)

こんな建築(モノ作り)スタイルもあるんだ → 欲しくなったらこちら


書籍名 小さな生活 ちくま文庫 line
著 者 津田 晴美 氏 ¥620
こんなあなたにお奨め 暮らしを通して幸せを感じるってどんなこと?! という
素朴な疑問を抱いている方 や そんな疑問を持ったことがない方も
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津田晴美さんの本は何冊も出版されているけれど、たぶん一番最初に書かれたエッセイではないかと思う。その文庫本版だからお値段も手頃。こうしたエッセイの紹介文を書くのって結構むずかしい。モノを求める気持ち → モノと巡り合える不思議 → モノとの関係の発展 → モノとの経過時間 → エトセトラ・・・身の回りの小さなひとつひとつのモノ、つまりディテールから全体(暮らしや人生)が成り立っているというのは、つい見過ごしがちだけれど、実はとても幸せなことで、その裁量は私たち一人ひとりが持っているんだということを改めて知らされる。

この本に書かれている内容ではないけれど「今の自分の身に起こっていることは、今の自分にふさわしい」という言葉を痛い思いで思い起こすことがしばしばある。こうした痛い思いを回避するのはやはり日頃の心掛けか・・・。インテリアに、知識から入ったり、雑誌の収納テクニック集から入ったり、商品ブランドから入ったり、ブームから入るのも構わないけれど、やっぱり、足元を固めてくれるこの本のような「やさしい教養」がまず大切だ。義務教育でインテリアとか暮らしについて考えることがない国だし、こんなことを伝えることも苦手な国民だから、多くの人に読んで欲しい。そして少しずつ実践して伝えて欲しい。すぐそばにある「小さな生活」だから。620円だよ。(2001/08/06 記述)

「小さな生活」は大きな一冊 → 欲しくなったらこちら


書籍名 父の椅子 男の椅子建築家 宮脇 檀・名作椅子コレクション line
著 者 宮脇 彩 氏 ¥1,650
こんなあなたにお奨め 椅子に興味をもつスタートとして & 椅子を通して・・・
「暮らし方」や「家族との関係」とか「生き方」までをちょっと考えたい方
cover

ぱらぱらとページをめくっていて、イームズのラウンジチェアの写真に目がくぎ付けになった。ひじ掛けがすり切れ、主の体の跡を刻んだ革の風合いが、素敵な輝きを放っていたからだ。ここまで使い込まれた美しい椅子にはめったにお目にかかれない。本文を読むと、この意味が分かる。コレクションと言うと飾り物的な匂いがするけれど、ここではそういったモノではなく、暮らし方や家族との関係とか生き方を考えるまでに及ぶモノだ。でも決して堅苦しくはなく、著者である娘さんの宮脇 彩さんの自然体の文章が、ほのぼのとさせられる父との多くの逸話を引き立たせている。どの椅子も「とても幸せだったよ」と、主が逝ってしまった今でも静かに微笑んでいる気がする。そして、彩さんから空の上で見守られている父への可愛らしいラブレターだ。(2001/05/27 記述)

出会えて良かったなぁと思えた一冊 → 欲しくなったらこちら


書籍名 インテリアコーディネーターハンドブック 技術編 line
著 者 インテリア産業協会 ¥4,286
こんなあなたにお奨め インテリアコーディネーターを目指している方、プロの卵たち
cover 「インテリアコーディネーターになるための学習には何を読めば良いですか?!」といった質問をしばしば受けます。そんな時の一冊としてご紹介しています。決してエンターテイメント性に富んでいる訳でもないので、退屈ではありますが、この本をベースとして、実際にモノを見るためにショールームに行ったり、サンプルを取り寄せてみて下さい。ひとつのインテリアの辞書のような書籍です。インテリア関連スクールでも教科書として多用されています。(2001/05/15 記述)
Amazon マーケットプレイスに出品していましたが全て完売(2002/11/28) 
この本は重いから、ここだと楽 →
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書籍名 インテリアコーディネーターハンドブック 販売編 line
著 者 インテリア産業協会 ¥4,300
こんなあなたにお奨め インテリアコーディネーターを目指している方、プロの卵たち
cover 上記の「技術編」とセットの一冊です。2000年・春の改訂で「ユニバーサルデザイン」などの新たな内容が加わって以前よりも読みやすくなっています。インテリア関連スクールでも教科書として多用されています。(2001/05/15 記述)
Amazon マーケットプレイスに出品していましたが全て完売(2002/11/28) 
この本は重いから、ここだと楽 →
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